老人ホームの入居相談を頂いたお客様から、老人ホームの見学箇所は何箇所ぐらいが良いですか?という質問を頂いたことがあります。
結論から言うと、老人ホーム見学の理想的な数としては、3~4箇所の見学をおすすめします。
本記事では、その理由について解説します。
なぜ老人ホームの見学は3~4箇所が良いのか?
比較しやすい
3~4箇所のホームを見学することで、それぞれのホームの特徴やサービス、メリットデメリットを効率的に比較できます。
それ以上の数になると、それぞれの老人ホームの違いを覚えるのが困難になり、選択肢が増えるほど決断を下すのが難しくなります。
実際、筆者が6箇所7箇所見学同行したお客様からは、色々老人ホームを見すぎてよくわからなくなってきたというお話を頂いたことは一度二度ではありません。
時間的な負担の軽減
見学には時間と労力がかかります。見学時間は1ホームにつき30分~長いと90分ほどかかります。
3~4箇所なら、上手くスケジュールを組めば午前または午後半日で回り切ることも可能です。
決断の容易さ
3~4箇所まで選択肢を絞ることで、最終的な入居先の決断を下しやすくなります。多くのオプションに迷わされることなく、最適な選択に集中できるようになります。
老人ホーム見学後に第三者の意見を聞いて決断しましょう
老人ホームの入居先を決める際、見学終了後にケアマネジャーや老人ホーム探し(紹介)の担当相談員に相談してみましょう。
ケアマネジャーであれば、本人のことをよく理解した上で入居先のアドバイスをしてくれるでしょう。
老人ホーム探しの担当相談員は、相談内容や数多くの経験から、また老人ホームの特徴や希望条件を理解した上で、ケアマネジャーとは別の目線から適切なアドバイスを受けることができます。
まとめ
・老人ホームの見学数は3~4箇所がおすすめ
・見学は3~4箇所であれば半日で回ることもできる
・見学終了後にケアマネジャーや老人ホーム探し(紹介)の担当相談員からアドバイスを受けた上で決断する